お墓に関するQ&A

お墓に関するお客様からのご質問が多い事項を掲載しております。
これ以外にわからない事やご質問がありましたらお問い合わせページをご確認の上、
お気軽にご質問くださいませ。
Q
墓地の種類には、どのようなものがあるのでしょうか?

Q
寺院墓地、神道墓地、共同墓地、個人墓地、公営霊園墓地、民間霊園墓地に分けられます。種類によって、それぞれ異なる特徴があります。
■寺院墓地とは
寺院が管理している墓地です。

・使用するための条件
購入の際はその寺院の宗派の檀家になる必要があります。
すでに特定の宗教をもっている場合、改宗の必要が生じます。
ほとんどの所で、宗教規定や入壇条件がありますのでご注意ください。

・墓石の形について
既定により自由にデザインを選ぶことは難しい場合が多く、石材店も指定されることがあります。

・管理に関して
永代にわたって寺院が墓地の管理していますので供養面・法要面の安心感があります。
■神道墓地とは
まず、新道墓地というものは一般に存在しません。
神道でお墓を建之する場合は、神道の特徴を踏まえたうえで墓地を探し、墓石を立てる必要があります。

・墓地について
一般的に神社(※神社は、神道の信仰に基づき作られた恒設の祭祀施設)というのは墓地を所有していませんので、神道の場合は宗教、宗派を問わない公営や民営の墓地を使用します。

・墓石の形について
墓石は角柱形(神道形)といわれる形で仏式とは異なります。
その他の基本構成は仏式と同じですが、神式では焼香はしないので香炉は必要ありません。また玉串を奉げる為の八足台が必要になります。
■共同墓地とは
市町村が公衆のために設けた墓地、または団体が所有している墓地です。
また、ほとんどが個々の墓ではなく、石碑や供養塔などの広い地下納骨スペースなどに、無縁仏を合葬(共同で骨壺を納める)するための墓地でもあります。
「集合墓」「合葬墓」「総墓」「合祀(ごうし)」という名称で呼ばれることもあります。

・共同墓地の特徴
宗教・宗派・国籍を問わず埋葬することができます。
また、共同墓地のほとんどは、恒久的にお寺などが供養をし続ける「永代供養墓」ですので、お墓参りする人がいない1人暮らしの方やご家族がいない方も、ご自分の亡くなった後の心配がありません。
共同でお骨を納め、大きな墓石をその上に置く合葬の形が多いため、墓石を個人で購入する必要がありません。そのため、個人墓に比べると安価で求めることができます。

・共同墓地を借りる上での注意
合葬の場合は、当然ですが墓石を指定することは出来ません。
また、墓前のでの「供養」「回向」などの宗教儀式や行事などは、住職または副住職以外は出来ない場合が多いです。

・管理に関しての注意点
管理者が半永久的(永代)に責任をもって管理を行います。また、埋葬後の負担や管理料などは不要になります。
■個人墓地とは
個人で土地を購入し、そこに作る墓地です。
畑の中などでも見かける、昔からあるお墓がこれにあたります。

・一般的な契約の方法
墓地契約は、不動産と同じように業者から紹介された土地を実際に購入することになります。 売買契約書を交わし、登記も行います。登記は、墓業者が代行するところもあります。

・管理に関しての注意点
個人墓地では、管理料が発生しませんが、その分自ら全てを管理することになります。草刈から墓掃除、墓周辺のメンテナンスまで自分たちで行わなければなりません。
■公営霊園墓地とは
都道府県、市区町村などの自治体によって、管理・運営されている墓地です。
※所有自体は自治体ですが、実際の管理・運営は、財団法人などが代行
している場合もあります。

・使用するための条件
一般的にはその自治体の住民であること、またご遺骨があることが、親族に承継者がいることが条件になります。

・公営霊園墓地の特徴
民営墓地や寺院墓地よりも永代使用量や管理料が安く、自治体ということで費用も安く人気も高いです。 また、石材店の指定はなく、自由に選ぶことができ、宗教、宗派を問わずに借りることができます。

・公営霊園墓地を借りる上での注意
利用希望者が多く、また墓地の募集が不定期で受付期間も限定されており、応募多数により抽選になることが多いです。また、募集する区画が限定されていたり、お墓の形状や大きさが指定されていることがあります。
■民間霊園墓地とは
宗教法人や財団法人などが経営母体となり管理運営する霊園・墓地の事をいいます。
民間の公園墓地などとも呼ばれることもあります。

・使用するための条件
一般的にはその自治体の住民であること、またご遺骨があることが、親族に承継者がいることが条件になります。

・民間霊園墓地の特徴
宗教法人が母体となり管理運営を行っていても、常時の管理は管理事務所が行っているため、宗教色はほぼありません。また、公営と違い数が多く、区画に空きがあればいつでも申し込むことができます。

・民間霊園墓地を借りる上での注意
区画の広さや墓石のデザインを自由に選ぶことがでますが、石材店が指定されていることが多く、購入者側が石材店を選択することは難しいでしょう。

Q
墓地の基礎知識について教えてください。

Q
ご自分の家に代々伝わる宗派があればその宗派を継承する方がよいでしょう。
お決まりの宗派がない場合は公営・私営墓地を選択する方が多いです。

Q
墓地選びのポイントは?

Q
一般的に自分の住まいの近くにある墓地を選択した方が良いと思います。
なぜならお墓参りに直ぐに行ける事や、無くなった故人が自分が生まれ育った土地で埋葬されるのを希望する方が多いからです。
尚、墓地の環境などにおいては水はけの良く、日当たりの良い南向きの墓地を選ばれる方が多いです。

Q
永代使用料とは何ですか?

Q
墓地を使用できる権利を得るための使用料を言います。
永代使用料という名のもとに今後何代にもわたり使用する権利を得る事ができます。
つまり、土地を購入するわけでは無く、使用する権利を得たうえで、そこにお墓を立てることを言います。
共同墓地、公営・私営墓地、個人墓地は永代使用料としてお支払いし、寺院墓地、神式墓地はお布施としてお渡しすることが一般的です。 管理費等も支払う場合がありますので注意しましょう。

Q
お墓の形にはどのようなものがあるのでしょうか?

Q
一般に和型、洋型、五輪塔型、最近では和と洋を合わせた和洋型等も増えてきております。
和型イメージ
和型
洋型イメージ
洋型
和洋型イメージ
和洋型

五輪塔型イメージ
五輪塔

他にはお好みによりご自分でお墓をデザインをする事も可能です。
その他に、故人の趣味等にまつわる物を形にすることも出来ます。
(例:絵画、乗り物、ゴルフクラブ等)

Q
お墓の材質にはどのようなものを使用しているのでしょうか?

Q
御影石(みかげいし)という石材を使用しています。
御影石と言っても、当社で取り扱っている種類は400種以上あります。
模様、色はさまざまで、黒系、白系、赤系、ピンク系、緑系、青系、茶系、紫系等があります。

Q
お墓の建立時期はどういうタイミングで行えばよいのでしょうか?

Q
ご自分やご家族等の方が亡くなられた、若しくは法要などの際に建てられる方がほとんどです。
ただし、最近では生前に自分及びご家族の方が入るお墓を、ご自分でデザインし建立される方が増えてきております。

Q
お墓のリフォームとはどんなことをするのですか?

Q
今あるお墓を磨き直したりクリーニング清掃をする等の手法がありますが、古いお墓で風化が著しく激しい物は建て直しをお勧めします。 お墓の移転墓守する方が諸事情によりお引っ越し等された場合、遠方であるとお墓参りが大変になるため移転するケースもあります。 その場合、墓地・埋葬に関する法律(昭和23年法律第48号)」沿った規定に従った手続きが必要になります。 必要な書類の種類も全国一律ではありません。現在のお墓のある該当市町村に確認する必要があります。

Q
お墓が完成した後は何かすることがあるのでしょうか?

Q
あらかじめご住職様若しくはお寺様と打ち合わせて日取りを決め、開眼法要を行います。魂入れや入魂式などとも言われております。
開眼をしてはじめて私たちが礼拝すべき容儀が整うとされています。